タイの市場
タイにはさまざまな市場がある。
たいてい庶民のための大きな市場が町や市内の中心地
に設置されていて朝から夕方まで買い物をすることができる。
また土曜日や日曜日の早朝だけ開かれる朝市などもあり
地元の人たちの楽しみの一つとなっている。
バンコクには週末の土日に開かれる「サンデーマーケット」、
チャオプラヤー川の支流で開かれる「水上マーケット」などもある。
大きなマーケットは40年くらい前の日本の市場と同じようなかんじ
で、それなりの設備のととのった場所で商いがなされており、
朝市なんかは簡単なテントを設置しただけの場所で買い物を
楽しむことができるし、全くの青空市場もある。
いずれにしてもタイの市場で買い物をするためには
タイ語が必須。
英語はまったく役に立たない。
肉などは計り売りが中心で大抵1キロ単位で買っていくのが
タイのスタイルである。
豚肉は1キログラムで100バーツ(300円)、牛肉は
150バーツ(450円)といったところであり。
野菜などはキロ売りや束売りが行われている。
日本のように馬鹿高い野菜はなくて一束5バーツやキログラムあたり
20バーツといったところで大抵の野菜は売買されている。
物価の安い暮らしやすい国だということができる。
kiyoshi matsui from Khonkaen, Thailand
タイの文化(サマリー)
タイの文化について時間のゆとりがあるときに少しずつ書き溜めた文章
はタイの文化(その1)から(その10)まで10種の文章となって
しまっていた。そこで今回タイの文化(サマリー)としてひとつに
まとめておくものであります。
我々が高校生のときに旺文社の大学受験講座というラジオ放送があって
私も他の学生たちと同じようにこの講座を利用して大学の受験勉強をしていた。
深夜の11時から12時まで毎日放送されるこの講座を聞き続けるのは
それなりにかなりの忍耐を必要とした。毎日予習をするのも大変なものであった。
この受験講座の前に、あるキリスト教会の団体が毎日放送する「心のともしび」
という番組があり、私はこの番組を毎日聞いていた。
この番組開始のナレーションは、
「心に愛が無ければ、どんなに美しく着飾った言葉も相手の胸に響かない」という
キリスト教の聖書より引用した聖パウロの言葉であった。
日本人、タイ人それぞれ別々の特色ある文化をもっていて、どちらがよいか、
どちらが正しいかといったような議論は全くのナンセンスであると私は常々考えていた。
日本人とタイ人、別々の文化ではあるけれども聖パウロのこの言葉は国籍や文化を
超越して人々の心に迫る真理の言葉ということができる。
「心に愛が無ければ、どんなに美しく着飾った言葉も相手の胸に響かない」
Srachai from Khonkaen, Thailand
タイの文化一覧:
タイの文化(その01) 雨の日にも傘をささないタイ人
タイの文化(その02) 勉強熱心なタイ人女性たち
タイの文化(その03) タイ人は敬謙な仏教徒
タイの文化(その04) タイの市場
タイの文化(その05) タイの食堂
タイの文化(その06) タイ人は外食が大好き
タイの文化(その07) 果物王国タイランド
タイの文化(その08) タイ人の誕生日
タイの文化(その09) タイの電話代は高い
タイの文化(その10) 微笑みの国タイランド
kiyoshi matsui from Khonkaen, Thailand